手軽さと安全を重視しながら悩みを解決し美しく変わることができる、注射だけでの治療でいつでも手軽に受けて頂けるのが「ヒアルロン酸注入」です。さまざまな悩みを解消できるので非常に人気の高い整形治療のひとつです。
ヒアルロン酸注入
ほうれい線やマリオネットライン、深いシワなど老化した肌を若返らせる方法として利用されているのがヒアルロン酸注入です。ほうれい線やマリオネットラインというのは皮膚のたるみによって段差ができてしまいその部分が凹みとして現れるため、ヒアルロン酸注入で補填して膨らませる治療です。凹みが改善し手軽にシワやほうれい線を解消する手段として利用されています。
このようなお悩みの方におすすめ
- しわ、ほうれい線が気になる
- 目の下のくぼみ
- 頬の位置が下がってきた
- コメカミがくぼんできた
- アゴをシャープにしたい
- 鼻を高くしたい
- 手術はしたくない など
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸そのものは皮膚や結合組織など体にもともとある成分で、ヒアルロン酸注入で使うヒアルロン酸というのは、ムコ多糖類と呼ばれる物質で構成されているお薬です。
アレルギー反応はほぼないと考えられており安全性も非常に高く、性質は無色透明、濃度にもよりますが粘性が高く、水分を大量に取り込む性質があります。
ヒアルロン酸を皮下やさらにその下の層に注射すると一定期間残存し、美容外科では鼻や顎の形を整えたり、ほうれい線などのデコボコ部分に注射することで見た目の美しさを整える治療として利用されています。
ヒアルロン酸注入でできること
ヒアルロン酸注入の治療は多岐に及び、鼻や顎の形に変化を加えること、ほうれい線などに注入して、見た目の若返りをはかり、注入の深さによって肌のハリや弾力などスキンケアとしてもヒアルロン酸注入は非常に有効なのです。
ヒアルロン酸の吸収と効果の持続
注入したヒアルロン酸の吸収される期間は、ジュビダームシリーズは概ね1.5〜2年と言われており、少しずつ分解・吸収されます。そこで勘違いしてはいけないのが効果の持続期間です。「吸収期間=効果の持続時間」ではありません。体の中に残っているヒアルロン酸というのは、周りを少しずつ分解・吸収されていきます。ある日を境に急激に分解が進むことではありません。毎日少しずつ吸収されていきますのでその方の満足度により、早い方で4カ月前後、平均で1年前後で再度注入をされる方が多いです。
全てが吸収される前に再度注入すれば、大きな変化を感じることなく若さ、美しさを維持できるのでお勧めです。
治療の流れ
SETP 1診察・カウンセリング
カウンセリングにてお悩みや症状、どのような仕上がりを求めているのかなどお伺いし、ヒアルロン酸注入の適応を判断させていただきます。
適応と判断された場合は、ヒアルロン酸の効果やリスクなどを詳細に説明させていただきますので、ご検討いただければと思います。
また当日に注入をご希望される場合は遠慮なくご相談下さい。
SETP 2麻酔
表面麻酔の麻酔クリームを40分~60分塗布します。
(表面麻酔をせずにヒアルロン酸注入をすることも可能です)
SETP 3ヒアルロン酸注入
ヒアルロン注入は5分~15分程度で終了になります。
(注入時や注入後に鏡で確認し、仕上がりの満足度を上げていきます)
*表面麻酔は、ご希望にあわせて行うことができます。
お時間のない方や痛みに慣れた方など、表面麻酔をなさらずに注入をされる方も多くいらっしゃいます。
表面麻酔の有無やご不明な点やなどございましたら、ご予約時または来院時にご相談ください。
慶友形成クリニックのヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸製剤
当院で使用しているヒアルロン酸製剤はアラガン社のジュビダーム・シリーズを中心に安全なヒアルロン酸製剤を使用しています。また、製品の納入についても全てメーカーから直接購入しておりますので安心して治療を受けて頂けます。
ヒアルロン酸製剤ジュビダーム・シリーズ
アラガン社のジュビダームシリーズは、厚生労働省が美容目的として承認したヒアルロン酸製剤です。DCリンクなど架橋矯正を複合させることで、製品そのものの柔らかさを維持しながら体内の残存期間を長くできるようになりました。
万一の時のために
ヒアルロン酸注入を受けて万一何かしら問題を引き起こした場合は、症状に応じた適切な対処が必要です。
状況によっては早急に対応しなければならないこともあります。ヒアルロン酸注入後にお渡しする注意事項の用紙を参考にしていただき、不安な点が生じたらオンコールまですぐにご連絡下さい。当院は24時間のオンコール体制で治療後のサポートをしています。
ヒアルロン酸注入の副作用
手軽さだけが強調されているヒアルロン酸注入ですが、勿論トラブルもあります。外科手術に比べれば傷跡やダウンタイムの心配がない治療ですが、引き起こす副作用、治療によるリスクには軽微なものから重篤なものまで幅広く注意が必要です。ここではヒアルロン酸注入のリスク、副作用についてご説明します。
ヒアルロン酸注入の注意事項
稀に注入部位に注射痕や内出血、周部位の赤みや腫れが出現することがあります。時間の経過と共に解消されます。個人差はありますが、1~2週間程度で消失します。
ヒアルロン酸注入の副作用に関して
ごく稀に、アレルギー症状が現れる方がいらっしゃいます。
また、鼻先や目元・眉間周囲などへの注入は慎重行う必要があります。
過剰な注入や血管内に入り込み、血流不全や視神経に障害よる視力の低下など重篤な副作用がおきることがあります。少しでも不安を感じましたら速やかに当院までご連絡ください。
ヒアルロン酸注入に関する
疑問や不安にお答えします。
- Q:ヒアルロン酸注入を受けてまだ残っている状態でも隆鼻術(プロテーゼ)を受けることはできますか?それとも隆鼻術を受けるつもりならヒアルロン酸注入はしないほうが良いのでしょうか?
- 基本的に隆鼻術を近いうちに受けることを考えているのであれば、ヒアルロン酸注入はしないほうが良いです。隆鼻術を周囲に隠す目的などで、一時的にヒアルロン酸注入をする方もお見えになりますが、その場合、必要に応じてヒアルロン酸分解注射を隆鼻術の数日前に行ってから隆鼻術を行う場合もございます。
いずれにしても隆鼻術を受けることを決めていて、手術を受けるまでの時間が短いのであればヒアルロン酸注入はお勧めしません。 - Q:おでこのシワ取りをしたいんですが、ヒアルロン酸注入で良いというところもあれば、ヒアルロン酸はできないところもあります。その違は何ですか?
- おでこのシワは、皮膚の薄い部分にまで細かく注射できるコラーゲン注入が適しています。ただし、ヒアルロン酸でも浅い層への注入が可能なヒアルロン酸であればその限りではありませんし、場合によってはボトックスをお勧めする場合がございます。
- Q:首のシワに対してヒアルロン酸注入は効果がないんですか?ヒアルロン酸注入を断られたことがあります。
- 首へのヒアルロン酸注入ですが、賛否あるのは事実です。首への注入はヒアルロン酸注入とコラーゲン注入があり、医師によって意見が異なります。
メリットやデメリットも違うので、カウンセリングの時にくわしく説明いたします。どちらを希望されるかご判断していたければと思います。