こめかみプロテーゼの手術方法

切開を加える位置、こめかみプロテーゼを挿入する位置などのデザインを、施術を受ける方との問診のもと、正確に細かく描きます。デザインが完了したら局所麻酔を左右のこめかみ部分に注射し浸透させます。

麻酔が十分浸透し、痛みが完全に無くなったことが確認できたら、治療を開始します。

頭皮内、もしくは頭髪内に2〜3㎝程度の切開を加えます。そうして奥深くの骨膜まで進入し、留置するシリコンの範囲分の骨膜を丁寧に剥がします。

予定しているシリコンを挿入します。

鏡で仕上がりの状態を確認し、希望している仕上がりに整えます。

仕上がりに問題のないことが確認できたら、傷を縫合してこめかみプロテーゼを終了します。こめかみプロテーゼは術後の固定等は必要ございません。

こめかみプロテーゼに関する
疑問や不安にお答えします。

標準麻酔（局所麻酔）は治療費用に含んでおりますのでご安心下さい。

こめかみプロテーゼの適応は、こめかみ部分の凹みを平坦、もしくは少し膨らませることを目的としています。違和感のない膨らみに整えますので、プロテーゼによって段差が生じるというようなこともございません。

こめかみプロテーゼは鼻のプロテーゼと違い、外傷を与えても出てくるということはございません。万一、プロテーゼが出てくるような問題となるとそれは感染によるものの可能性が高いでしょう。その場合は一度プロテーゼを抜去して落ち着いてから再度挿入することになります。

当院はシリコンを用いた治療に適した手術室の環境を整えており、国内の美容外科で唯一のクリーンルームです。極めて高い清浄度でこめかみプロテーゼの治療を受けて頂けますのでご安心下さい。

目元の印象も少し変化します。こめかみの凹みというのは老けやコケ、痩せ感を強調してしまいます。そのためこめかみプロテーゼによってふっくらとさせることで、目元の印象も変化出て、若返った印象になります。

こめかみプロテーゼというのは平にできているシリコンですので、組織との密着面積が広く、ズレるということはありませんのでご安心ください。

ヒアルロン酸注射でも、こめかみプロテーゼでも見た目に優位な差はありません。ただし、ヒアルロン酸注射の場合、柔らかさがありますので、触った感じはこめかみプロテーゼの方が自然な状態に近いです。

いいえ、こめかみプロテーゼは皮下に入れるのではなく、骨膜下に挿入しますのでほぼ骨と同化します。よって、加齢によってたるみが生じても自然な状態を半永久的に維持してくれますのでご安心ください。